BMEditですが、
だいたいファーレンエディタと同じように操作できるようにしたつもりですが
より安全かつ効率的な操作を目指した結果、
若干マウス操作にクセがついてしまいましたのでその辺りを中心に説明します。
まず画面説明です。
マップ画面はスクロールバー、PageUp PageDownキー、
マウス中央ボタンまたは右ボタンのドラッグでスクロールできます。
マップ画面の右上にエリア情報、
右側中央がパレット、右下がサブパレットとなっています。
パレットでは戦闘マップに設定したい情報を選択できます。
パレット上部のタブ(カラフルな感じの所)は、入力方法を切り替えるものです
chr = ファーレンエディタの「マップ」タブ
obj = ファーレンエディタの「街・城壁・道」タブ
hgt = ファーレンエディタの「高さ」タブ
pos = ファーレンエディタの「配置」タブ
bdr = 境界線入力モード ※後で説明します
真ん中のアイコンは入力するマップチップなどを切り替える事ができます。
パレット上の▲▼ボタンで切り替えることができますが、
アイコンをクリックすると右下のサブパレットが表示されます
その下の"1 2 3 4 5 6 7 8"は隣接エリアから進行したユニットの配置切り替えです。
背景が黄色っぽくなっているのが有効な接続エリアです。
ここの数字が赤くなっている場合は、「配置が20未満」になっているサインです。
画面上では20個以上配置できますが、保存する時に20以降の配置は切り捨てられます。
「とりあえずばら撒いてから消す」感じの入力をできるようにする為にこうしました。
下の"free line squa hexa"はマウスでマップを選択する方法です。
free = フリーハンド選択…ドラッグの軌跡に重なるマスを選択します
line = 直線選択…ドラッグで引いた直線を通過するマスを選択します
squa = 四角選択…ドラッグで作った四角に重なるマスを選択します
hexa = 六角選択…ドラッグ開始位置から終了位置までを「半径」とする六角形の領域を選択します
次に、マウスによる選択と入力の方法を説明します。
起動直後の状態では、マウスは選択しかできません。
選択したマスは赤い枠線で囲まれます。
選択したマスにマップチップやオブジェクトなどを設定したい場合は、
スペースキーやC D E F キーを押下します。(編集メニュー参照)
※ちなみにメニューから選べるので使えるっぽくなっちゃってますが
まだコピペはできませんm(_ _)m
マウスで直接入力したい場合は、F6キーを押下するか、
メニューから「選択」→「マウス入力モード」を選択してください。
カーソルが黄色から白に変わったら、マウスで入力ができます。
マウスでドラッグをすると、
選択された領域に即座に入力モードに対応する情報を入力できます。
常にこの状態だと事故が多いので、起動直後はできないようにしました。
ガリガリ書き込みたい時だけ切り替えて使うような感じで。
最後に、bdr(境界線入力モード)について説明します。
これは選択領域に海岸線などの境界線を書き込むことができますが、
現時点ではまだ未完成の部分が多く、制約が大きくなっています。
とりあえず操作方法を説明します。2の操作がちょっと難しいですね。
1.境界線を引きたい領域を選択する
※選択領域の上で右クリックすると、クリックした座標だけ選択を解除できます。
2.カーソルキーのある座標に設定したい境界線の始点となるマップチップをパレットから選択する
※カーソルは選択領域上をドラッグするか、カーソルキーを使用すると
選択状態を維持したまま座標を変更できます。
3.スペースキーを押下する
これが使えるとかなり作業が楽になると思いますが、
現時点では以下の制約があります。
【制約】
・BMAPCHAR.BMPにおけるマップチップの配置構成がデフォルトマップと同じでないといけない
画像の境界分析をしているわけではなく、
境界線の6方向のつながりをあらかじめ定義する方法で実現しています。
これを定義する機能もいずれ実装したいとは思っていますが…;;;;;
【制約】
・円がうまく描けない
アルゴリズムの検証が不十分な為、無限ループフリーズを起こさないように
あえて機能を殺している状況です。いずれ改善できると思います。
円の下側か、右下あたりを始点にするとうまいこと繋がるかもしれません。
不十分ではございますが、説明はひとまずここまでという事で。
すみませんが、この後から年末年始にかけては俗世を離れて
機械に優しい空調の整ったお部屋で汎用機とキャッキャウフフする予定がありますので
しばらくサポート不可能となりますm(_ _)m
何かバグがあったら本当に申し訳ありません。
よいお年を。