FTE 魔法と必殺技の位置付け

このドキュメントはFTEの魔法、必殺技に関する最新仕様です。8日の時点ではこの仕様はまだFTE及びテスト環境には実装されていません。

コストと効果

FTEの魔法は確実性のある優れた戦術と位置付けます。攻撃魔法は相手のHPを確実に削り取り、支援魔法は確実に戦況を有利にし、回復魔法は失ったHPを効率よく回復します。

デフォルトよりやや強い威力を持たせ、コストはさらに高くしました。

威力とコストの増加により戦闘時間の短縮を狙うと共に、魔法の使用機会を減らすことで相対的に通常攻撃や突撃の存在感と重要性を高めようという意図があります。

攻撃魔法

威力が相手のHPを25〜30%削るくらいで、MAG型が使用した場合は威力が倍以上に。コストはMP20ポイントを基準に。必殺技よりは多く使えるがだいたい2〜3回で打ち止め、というのが目安。

支援魔法

他の魔法に比べてコストと効果を極端に高め、使い手を絞り込みます。おそらく僅かな一般クラスと人材、マスターのみが使用できることになるでしょう。

これは強化にかける時間の短縮(主にCPU向けに)を図ると共に、その絶対的な効果に見合うだけのコストを実現したいと思ったからです。適切な効果とコストについてはまだ改善の余地が課題として残っています。

召喚魔法

まだ仕様が未確定ですが、より「奇襲」的な要素を高めた実装になる予定です。強力過ぎず、すぐ消える、それでいて役に立つ精霊を召喚できるものにしようと考えています。

回復魔法

攻撃魔法の強化によりややその重要性が薄れます。失ったHPを回収する暇もなくキャラクターが消える可能性の方が高いからです。それでもこの魔法の本質的な効率の良さはまだ十分に残っていると思います。回復力よりも効果射程、範囲を基準に、攻撃魔法と同水準のコストを定めます。

究極魔法(A)

魔法レベル"A"にて使用可能になる究極魔法は威力は攻撃魔法と同程度ですが、攻撃範囲は桁違いに広くなります。コストは40〜60に固定し、一回しか使えない分、非常に効率の良い魔法として設定します。

究極魔法(S)

魔法レベル"S"にて使用可能になる究極魔法は、威力、コスト共に最大とします。一発で戦況をほぼ決めてしまう威力です。

必殺技

移動後にノーリスクで放てるという事が最大の特性です。その特性から、「一斉に畳み掛ける」という戦術が簡単にできてしまいます。なので、威力は魔法に比べて低く抑え、コストはより大きくします。

必殺技の威力(相手に与えるダメージ)は25ポイントを基準にします。この値を基準に威力・範囲、必殺技の特性によって上下させます。

必殺技の射程は2、範囲は2を基準にします。狭まるほど威力が上がる、またはコストが下がり、広がる、伸びるほど威力が下がる、またはコストが上がるということになります。

必殺技のコストは30ポイントを基準にします。これは一般キャラの平均MPから算出した「1、2回使用できる」くらいのコストです。威力、範囲が上がるほどコストも上昇します。

魔法、必殺技の習得

魔法は魔法使いだけのものではなく、高位の戦士系キャラクターでも使用可能なものとします。これにはあまり能力値の伸びないクラスチェンジの特典と、「防衛」の戦術的な有効性を上げる効果を期待しています。

また、魔法の威力がある程度均一化されたので、習得できる魔法の平均的なレベルを上げていこうと考えています。4賢者以外の一部キャラクターもS級の魔法を使用可能にする予定です。これは究極魔法の前に霞みがちなレベル2召喚、支援魔法がもう少し日の目を見るようにという意図があります。

ドキュメント作者:mirror

更新日:2004-08-8(金) 22:00