FTE パラメータ基本型について

FTEではデータ構築及び調整作業の簡略化のために定型的なデータ構造を使います。

9つの基本能力タイプに、各特性により一定の補正をかけていくという方式です。

ここではその基本能力タイプについて説明します。

up: 2004-08-07 (土) 13:00

各タイプ仕様

攻撃型(ATK)

最も直接攻撃に適した型。

他タイプ全てに対して互角以上のダメージを与える高い攻撃・防御力を持ち、技量も2番目に高い。生存率が高いので成長させ易い。。

しかしながらMPが低く、必殺技はなんとか一回使用できる程度。必殺技の重要度が増す後半戦では要度が下がる。

防御型(DEF)

全タイプ中最大の攻撃・防御力を持つ。

当然突撃に強いが通常攻撃は一回しかできないので、突撃以外では受けるダメージは少ないが与えるダメージも少ないということになる。

優秀な基礎能力からくる生存率の高さと必殺技の威力の高さが後半になる程際立つ。

移動力・技量が低めなので、攻める際の主力としては使い難い。

速攻型(SPD)

攻撃回数、行動回数、必殺技の使用回数が他のタイプより多い。

スピードを活かしてヒット&アウェイや1ターンに大量のダメージを叩き出すことが主な運用法となる。

しかしながら戦闘タイプとしては最低のHPと抵抗力、さらに突出しやすい事情から生存率は非常に低い。

強襲型(TEC)

他タイプに比べて技量が飛びぬけて高い。

ランクが上の相手、地形条件が不利な相手に対して無理矢理ダメージを与えることができ、有利な地形に立てば高い回避能力で防衛にも使える。

ただし実の攻撃・防御力は平凡以下。回避能力も絶対的なものではないので生存率は低め。

耐久型(VIT)

高いHP,と攻撃型に次いで高い攻撃力を持つ。

特に魔法攻撃に対する耐久力に優れ、魔法攻撃の絶対性を崩すような役割を期待される。

防御力と技量が低いので、直接戦闘では意外な脆さを見せる事も。

万能型(AVE)

直接攻撃、魔法攻撃の両方に非凡な能力を持ち、様々な局面に対応できる。

しかし速さは全タイプ中最低。どうしても詰めが甘くなりがち。

攻撃魔法型(MAG)

一発の魔法で相手のHPを半分削り取る絶対的な攻撃魔法の使い手。

直接戦闘ではほぼ即死。MPも最低クラスなのであまり連発できず、使い所を選ぶ。

支援魔法型(SAG)

100以上のMPを持ち、強力な支援魔法を使ったり、攻撃魔法を連続使用したりできる。

魔力は低く、一度の魔法攻撃力は戦闘タイプよりも低いが、総合的にはこちらの方が上。

MAG型よりはタフだが2度の直接攻撃に耐えられる事は稀。

回復魔法型(PRI)

回復魔法を使う事を前提とした能力で、魔法に対する耐性は全タイプ中最高。

戦闘中に回復魔法を持続するためのMPとMP回復能力、前線で回復を行うための比較的高い耐久力を持つ・・・というのは数字の上だけで、そのどれもがあまり信頼できるレベルではない。

各タイプの相関図(戦闘)

下の表は同ランクの各能力タイプが直接戦闘を行った場合、最大HPに対して何パーセントのダメージを与えられるかをタイプ毎に並べたものです。

ただしこれは全ての攻撃が命中した場合を前提にしています。実際には技量差・支援魔法の差等が絡み、実際に出るダメージとしては少々的外れといえます。

相関図
ATK DEF SPD TEC VIT AVE SAG MAG PRI
ATK 35 25 50 45 40 50 60 75 55
DEF 20 15 30 25 20 30 35 45 30
SPD 45 30 60 55 50 60 75 95 70
TEC 25 15 35 30 25 35 40 50 40
VIT 30 20 40 35 35 40 45 60 45
AVE 25 15 35 30 30 35 40 55 40
SAG 15 10 20 15 15 20 25 30 20
MAG 20 15 25 20 20 25 30 40 30
PRI 20 15 30 25 25 30 35 45 30