ムクガイヤの魔術によって召還された究極の夢魔。
その姿を見れば悪夢に苛まれ、その身に触れた者はたちまちに昏倒し
その瞳の深遠を覗いた者は例え魔神であっても精神を侵され発狂する。

悪魔すら恐れるその超能力で魔界のカリスマとなった。
ルーゼルは全ての滅びを望み、悪魔達はその望みを叶えるための軍隊を作る。

大陸に召喚されたルーゼルはムクガイヤと契約を結トライト�X世に戦いを挑む。
「シャルピの聖戦」と呼ばれる凄まじい戦いの末
トライト�X世と相打ち、半身と魔力の大半を失った。

一時は危険な状態に陥ったが、カルラとの激戦を経て復活。
大陸北部を制圧して１２匹の悪魔将軍と共に南下する。
聖戦の頃より遥かに力を増した悪魔軍を展開し、大陸を恐怖に陥れた。

王都攻略戦に入るとアルテナ、ムクガイヤと三つ巴の戦いを繰り広げ
アルテナの龍軍に攻められた悪魔将軍達が相次いで戦死。
ルーゼル本人の力は増す一方で、悪魔軍はほぼ崩壊に至った。

リッチー・ムクガイヤと死霊の軍団の最後の餌食として激突
天地も揺らぐ魔戦の末消滅する。
ルーゼルと戦ったムクガイヤも傷を負い、その後の暴走と自滅を招いた。

消滅までに魔王がその手で死に至らしめた人の数は百万を超えたという。
その破壊の真意がどこにあったのか、誰も知ることは無かった。

・人間が大好き。悪意のカタマリ。
・気品ある雰囲気に大して、ガキっぽい言動と思想。

悪魔を治し、癒すという悪魔医師。超常の変わり者として魔界でも有名である。
その聖人臭い態度がルーゼルに気に入られ、彼の参謀として活躍する。
弱い人間達の策略を見破り、希望を打ち砕く事をささやかな歓びとした。
人間界において力を増す一方のルーゼルの正体に興味を抱き、調べ始める。
彼を治療する際にその「真」を探り当ててしまい、消滅した。

・略奪・悦楽・破壊。悪魔の持つべき業を何も持たずに生まれてしまった悪魔。
　つまりは天…

細い体に巨大な翼を持つ最速の悪魔。
魔王ルーゼルに心酔し、強い忠誠心をもって付き従う。
子供じみた性格で悪魔将軍達からは低く見られがちだがその実力は本物。
悪魔将軍筆頭として、ルーゼル本人を除けば最も多くの敵将を討った。
その実績と待遇に嫉妬したショハードによって射殺される。

・ひょうきんでビビリ。でも魔王の命令には従う。
・小さいとは言っても155cmくらい。ちなみに翼は目一杯広げると6〜8mとか

巨大な口と腹を抱える貪欲な悪魔。
兄ムナードと共に魔界より援軍を率いて出現した。
兄同様に軍事を解し、悪魔軍の先鋒としてフーリンに劣らない活躍する。
ムナードが戦死した後は暴走し、フーリンを射て独立しようとしたが
直後ムクガイヤ軍に囲まれてしまい兄弟揃って屍を王都に晒すこととなった。

・うひひっ、ぷひゅー、ぐももっ(呼吸音)
・大好物は人間のオス。骨の歯ごたえが良いらしい。当然サキュバスに嫌われまくり。

眉目秀麗、４つの眼を持つ悪魔将軍。
ルーゼル軍の中でも最古参で、規律を嗜好する軍人肌。
一方的な裁判と拷問、処刑を趣味とする。
悪魔軍を取りまとめ、対カルラ戦では残虐な戦術で数の不利を覆して見せた。
その戦闘の際負った傷が元で病に陥り、ニースルーにその弱点を突かれ討たれる。

・趣味が違うだけで暴虐っぷりは弟ショハードと変わらず。死刑！

ルーゼル出現前から人間界で活動していた毛皮を纏う悪魔。
獣性を愛し、モンスターを魅了して使役した。
時には人間を魅了して北方に悲劇をもたらしたという。
王都攻略戦でミルフォースの竜軍と戦い死亡。

・凶暴なのが大好きな人。
・見た目はほとんど人間。毛皮のコート、実は自前の体毛。

猫のようにしなやかな肉体を持つ悪魔将軍。
ルーゼルが深手を負って姿を消すと、真っ先に軍を離脱して独自の勢力を作った。
ウォーラックを誑かして兵と資金を集め、
ガルサダスと結んで南下しようとするがザイヴァに阻まれた。
その秘めた野望は実を結ぶことなく、後に再びルーゼルに従った。
王都攻略戦の最中、エルフィスと戦い討ち取られる。

・ルーゼルをハメる寸前までいく。地理に暗かったのが最大の敗因か。
・暖かい自分だけの土地を手に入れて永久にダラダラ過ごしたい猫ちゃん。

火炎のローブを纏う一つ目の悪魔。天変地異を起こす力を持つが、無気力。。
そのいい加減さがルーゼルに気に入られて悪魔将軍となる。
ときおり目が覚めたように戦っては眠りこけるというきまぐれな悪魔で
イオナ平原を火の海にして穀物を焼き尽くし、人間に大被害を与えた。
眠っている間にガルダームに封印され、海に沈められた。

・普段は寝言で話す。夢遊病か。
・ナームとは気が合う。

大剣を振るう巨大な悪魔。武の心を解し、戦場の礼を重んじた。
それゆえ人間に最も名を知られ、かつ恐れられた悪魔である。
サルステーネ、ルグナナム、ルルニーガといった数々の剣豪と刃を交える。
王都攻略戦で本体である剣を光の魔法で打ち抜かれて死んだ。

・思慮深く、真面目だったが悪魔は悪魔。
・正々堂々戦う事が彼にとっては一番のズルだった、と。

１０本の腕が自慢の悪魔将軍。ゼオンと競って戦功をあげる。
破壊を好み、この悪魔が攻めた拠点は全て瓦礫の山になったという
遊撃部隊として大陸各地を転戦し、破壊と虐殺を繰り返す。
アルテナに焼き殺された。

・攻撃力は全キャラ中トップクラス。
・豪快で気さくな兄貴。FFのギルガメッシュみたいな。

人とバッタが融合したような肉体を持つ悪魔将軍。
無口で気位が高く、ルーゼルの抱く滅びへの幻想に常に反発していたが
最後までルーゼルの期待を裏切るような行動はしなかった。
王都攻略戦でコーネリーの策に敗れる。

・必殺技は当然キック。

小さな少女のような姿をした悪魔。人間だったとの説もある。
突如シーグラントに出現し、守備兵を皆殺しにして農場に屍を積み上げた。
その容姿に油断したサルステーネに重傷を負わせる。
その後も次々を武将の暗殺に成功したが、ゾーマの呪術にかかり死んだ。

・悪魔か、それとも悪魔に匹敵する力を手に入れた人間か。
・人の域に線を引くとしたら、それはどこなのか。

巨大な角と牙を持つ四足獣のような姿をした悪魔。
騎兵との戦いを好み、単独で黒騎士団と互角に渡り合った事もある。
悪魔の中でも一目置かれる実力者だったが、突撃性格のせいですぐ騙される。
シャルピの聖戦で魔術師ピコックに封印されたが自力で脱出。
セレンに倒され、ピコックが封印を施した上で魔界に戻すが
その後も何度も復活し、人間に戦いを挑んだという。

・しぶとい悪魔。何が何でも一つの物事に決着をつけないと気がすまない。
　つきあってられないって。

千年前から大陸最北端に居を構えるサキュバスの女王。
蓄えられた夢幻の魔力はルーゼルをも凌ぎ、有象無象を問わず魅了し、支配する。

太古に神々と結んだ契約に縛られ、大陸を離れられないでいる。
自ら建てた宮殿を訪れた者をもてなし、きまぐれに力を貸す。

ルーゼルの元を訪れ、彼の肉体を癒し、誘惑しようとしたが失敗する。
その後もルーゼルを追い従った。

・この大陸は彼女の遊び場。
・不滅の肉体と魔力に飽き、刹那のゆらぎを渇望する。