意識体。元は聖なるドラゴンであったという。
かつてあらゆる生物の脅威として存在したが、当時の全種族による共闘の結果、聖地グリンシャスの聖竜ウイユヴェールの肉体に封印することに成功した。
魔王ルーゼルの影響を受けて弱体化したウイユヴェールの肉体から一時脱出し、復活しようとしたがオルジンに阻まれる。
有機物に憑依してかりそめの意識を作り出し「素体」と呼ばれる自らの分身を爆発的に増殖させて拡散する能力を持つ。
意識体は憑依対象の精神に完全に収まることは無く、憑依元となる生物を倒しても, また、例え全ての素体を絶滅させたとしても根本的に滅ぼした事にはならない。
しかしアルティマイトもこのままでは本来の自我を形成する事ができない半死状態である。
ただ自己防衛本能のみを持ち、ひたすらに素体を増殖させて自らが収まることのできる「器」を探し回る。
この巨大な意識体が完全に収まる器に憑依する事が出来た時初めてアルティマイトは自我を持つ生命体として復活し、滅ぼす事が可能になる。
だが、そうなったアルティマイトの力はあらゆるドラゴンを凌駕するとともにその素体も自我と独自の超能力を持ったアルティマイトの子、魔竜となる。(オーティの竜メサルティム・砂漠のバシリスク等)
アルティマイト復活に必要な真の器、その候補となる可能性の高い生物こそ人間であり、この時代ではブレッドがその一人であった。
まぁ、ぶっちゃけてしまうとラスボスってだけだったり。何かこういう怪獣設定を考えると止まらなくなりますよね。もっとハードなの募集してます。